長野県議会 2022-03-01 令和 4年 2月定例会本会議-03月01日-06号
新型コロナワクチンの普及で接種後の副反応に対する市民の理解は進んでいるものの、接種すること自体に伴う不安やストレスによって出る様々な症状について、WHO(世界保健機関)も、予防接種ストレス関連反応として注意を促しています。子宮頸がんHPVワクチンについても、接種する本人が理解して、納得した上で打つことが重要です。
新型コロナワクチンの普及で接種後の副反応に対する市民の理解は進んでいるものの、接種すること自体に伴う不安やストレスによって出る様々な症状について、WHO(世界保健機関)も、予防接種ストレス関連反応として注意を促しています。子宮頸がんHPVワクチンについても、接種する本人が理解して、納得した上で打つことが重要です。
WHOは、この予防接種ストレス関連反応という概念をようやく定義してくれました。その中には、急性ストレス反応と遅発性の解離性神経症状があり、多様な症状を訴えるお子さんたちがいらっしゃったということで、それについては、ワクチンや注射など何か怖がらせる、不安に思わせるもののインプットがあると発生しやすいということが分かっています。
また、副反応が高齢者の方に比べ、年齢の若い方により多く起こること、さらに接種による心の負担が引き起こす予防接種ストレス関連反応が起こりやすい年齢である、こういったことから、保護者や本人への丁寧な対応が可能な個別接種を基本とすることが望ましいとされておるところでございます。